チ。 を読んだ。
凄かった。これも賞を取った作品。
納得だし よくこの作品を選んだなぁとも思った。
一般受けというか 正攻法ではないように思うから。
1巻を読み進めて そのグロさに
ああ、こういうのでいろいろ話題になってるんだなって
はじめは安直に思った。
チ、知。知的好奇心に抗えない主人公たち、もはや狂気
その渇望と 宗教、政治とも言える弾圧。
それも凄いのに さらに先。
メタ的な思考。繋ぐという、紡いでいくという
テーマの壮大さ。
そして 言わば敵とも言える者たちへの
捉え方の凄さ。圧巻だった。
チ。地球、地動説と天動説。
その範疇では語れない壮大な物語だった。